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where we go

「先生は医局運営を、どのようにしているんですか?」と、ときどき聞かれるが
「う〜〜ん、みんな優秀な連中だから、とくにねぇ・・
まあ、カンファレンスの時に、お茶菓子が切れないようにとか・・・
・・・迷ってるときには、いけいけって焚きつけてるくらいかなぁ」
と答えている。
たいがいの人は、・・そんないい加減な・・・という顔をする。

でも実際のところ、こんな感じだと思う。
成人の集団だし、いちいち細かい指示を与える事は、ほとんどない。

けれども、「いけっ」ていう方向は示さねばならないし、これを間違えると、やっかいだ。

ちまたには論文・発表・業績っ ! と叫ぶ教授は多い。
もちろんこれらも、「いく」方向の1つだが、どうも短絡的でよろしくない。

3年ほど前に立てた行き先がある。
where we go

アメリカの形成外科学会誌のタイトルが、よい方向を示してくれていたので、それを拝借した。
律するマインドは、やっぱり aesthetic 整容なんだと思う。美容外科というカテゴリーではなくてね。

なぜなら洋服を着たり、ボディアート(化粧)をしたりする生き物って、人間をおいて他に見あたらない。
だから人は、整容(=社会)的な生き物であって、
そこと医療をつなげるとしたら、唯一、形成外科しかない。

おまけ:最初のものは2009年にアップしたんだけど、BGMに Marvin Gaye の what’s going on を流していたら、ヨーロッパの国からチェックが入り出して、終いには日本でも見られなくなった。bot check 恐るべし。

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