1. HOME
  2. ブログ
  3. Essay
  4. 記号としての顔 その1

記号としての顔 その1

年末年始は、本屋でどさっと買ってきたサブカル系の本を読みふけっていた。

12月に一気に発売となった、画力対決シリーズ、3&4!

1&2同様、あいかわらず、サイバラかあさんはすごい。

この絶妙ないじり加減は、ただのヒールにとどまらない。
新手の対談・鼎談の名手と言って良い。

このなかで首寝違え漫画家が、実はすばらしいデッサン力の持ち主であることが判明。
わざと、シャチハタ印のような表情を使いまわしていたことに驚いた。

マンガにおける顔の表情や擬態語は、ただの記号であって
ストーリーやコンテクストを含めた紙面全体の表現が、その本質であることがわかった。

すごいな、まんが。
他に似た表現手段は思いつかない。
世界に誇る日本の文化だ。

でもここで顔の表情は、ほんとに記号なのかという疑問が・・・

西原理恵子の人生画力対決 3 (コミックス単行本)

西原理恵子の人生画力対決 3 (コミックス単行本)

西原理恵子の人生画力対決 4 (コミックス単行本)

西原理恵子の人生画力対決 4 (コミックス単行本)

関連記事