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2013 初春

2013年だ。

休みに入ってからの日常は、あまり記憶にない。
墓参りに行ったり、初詣に出掛けたり、駅伝を見たり・・
といったことをぼんやりと覚えているくらいだ。

それよりも、読みかけの本をぱらぱらと眺めていたら、
いろんなことが繋がり始めて、面白かった。

読んだ本:サイバラ先生新刊2冊、クリスアンダーソン2冊(再読)、
羽海野チカ将棋モノ3まで、溜め込んだ日経ビジネス4冊、
GQ3冊、医学関連一般書2冊、税金関係1冊

So what?

・形成外科は、もっとアートの要素を取り込んだ方がよいだろう。
医学という枷に捕らわれすぎているような気がする。
それは必要ではあるが十分ではない。
自由な表現としてのアートではなく、「機能美」「健康美」といった面を
形態的に訴求するべきではないか。
ぼくらが形成外科に魅力を感じたのはそこだったと思うし、
それが世の中から求められているとも感じる。

・ビジネスで物事を始め、それを順調に走らせる際に必要な要件。
医療がサービスであるとすれば、それらを当てはめることができる。
ポーターやドラッガー野中郁次郎さんらのアプローチを医療に落とし込むことで、
さまざまなサイズのサービスをもっと円滑に回すことができるような気がする。

・やはり集合知のパワーは、底知れないものがある。
passionとかprogressが多くの人を継続的に惹きつけ、力を集結させる。

・日本人が集団になったときの行動様式を、あらためて理解。
立場と位置関係をすばやく察し、即したアクションをする。
すごい!し可笑しい。
私はちと下手かも。

・税金と納税がまた少し見えてきた。
それと同時に、お金の意味と使い方、回し方。

・医学の発展は、人類の好奇心に依存している。
そうした意味では、医学も医療も奇抜な芸術的要素を包含してる。
それにしてもイタリアの医学系アートはすごい。
フローレンスのLa Specolaには、近いうちに行かねばならない。

・ぼくらは、魂で動いていると思う。
体は借りモノというか、アバターとかモビルスースみたいなものかもしれない。
服を着たり髪型を変えたり、化粧やタトゥとか、すんなり理解できる。

そんな、年始めでした。
今年もよろしくお願い致します。

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