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美容外科をする形成外科医

このところ 美容外科も ずいぶんと世に受けいられるようになったなぁ〜 と つくづく思う

アタシが医者になったころは 人の命に関わる仕事が尊くて それ以外は ちょっと格下 

ましてや美容外科なんて 顔や体のカタチをいじくるちょっと○○な方々のお助けを しかも高額な治療費で請け負うキワモノ医療 といった雰囲気だった

 

実際のところ私自身も 医師になって5年目までは しっかりそう思ってました・・

美容外科ってなぁ〜 ちょっと怪しいよなぁー って

 

この意識を変えてくれたのが 2回の海外留学経験だ

まず あれっ そうじゃないのかな・・と思ったのが 骨切りの勉強に行った台湾留学のとき

 

高名なクラニオフェイシャル・サージャンの 陳先生が 淡々と美容のオペをしてたんだ

ちょっとびっくり というか 

正直に言うと かなり残念な気持ちになったのを覚えている

 

えーーなんで美容のオペ「なんか」してるんだろー 

やる必要なんてないし やらない方が イメージがいいのに・・

 

どうして美容外科をするんですか? という 私のかなりな愚問に

「ぼくらがさ いい美容医療をみんなに届けなきゃ いけないって思うんだよ」

と スーパー・ジェントルマンの返事がかえってきた

当時30歳にもかかわらず アタマかちかちでお子様のアタシには 意味不明だったけど 陳先生の言っていることは その後もずっと引っ掛かっていた

 

その次が スウェーデンに留学したとき

やはり口唇裂を専門とする高名なLilja先生が フェイスリフトや豊胸を 粛々としていたんだ

 

私のおなじ愚問に

「ボクのやりたいボランティア活動を 継続してやっていくためだよー」

(彼は年間のうち6週ほど 開発途上国でのボランティアをしていた)

と これまたスーパー・ジェントルマン然でさらっと答えてくれた

 

このとき ようやく形成外科医が美容医療をすることの理由が わかった

みんな オトナだ・・・

オトナの仕事師 プロフェッショナルだ と思った

プロフェッショナルであるためには そうすべきだ とも思った

(齢すでに40歳・・遅すぎ・・はずかしい・・)

 

それから帰国してすぐに 美容外科を始めた

 

で・・今のアタシなら あの愚問に どう答えるかな・・

「カッコイイ先生が みんなやってたから・・・マネしただけ・・」

 

あいかわらず 子どもかっ!

 

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