IPRAS 3
Toronto HSC のDr. Cris Forrest が、Advance in Plastic surgery -craniofacial surgery- の中で、MCDOを60秒ほど取り上げてくれた。
後で挨拶に行ったら、2年前のOxford で聞いてくれたようで、”あれ Cool だよ〜 paperになってよかったね”、と言ってくれたけど、ほんとかね〜 とひねくれ者の私は思った。
良いのならやればいいのにね。
どうもFar Eastからのアイデアを取り入れるのには抵抗があるらしい。Interal type distraction についても Birmingham の Dr Nishikawa の引用ばかりだし。あるいは、カナダの母国、イギリスへの特別な思いでもあるのかしらん、と穿ってみた。USには微妙に against だしね。
でもやっぱりクラニオ領域は、手術侵襲も大きいしコストのかかるモノが多い。そのわりにoutcomeがいまいちのことも少なくないし、症例も圧倒的にレアだ。それに比べ唇裂は、治療コストが安いわりに outcomeが高い。資源と産物、このあたりのバランスを意識できるセンスを無くさないようにしないと、世界には通じないな。