1mmで 何がかわるか
シャツを仕立てに行った。
以前の採寸とほとんど変わっていなくて、うへっ、と小さく喜んだ。
ただ、前回の仕立てが、ややゆったり目だったので、少しタイトにしてもらうことにした。
幸い、シャツ姿で体を大きく動かすことも少ないので、肩の位置も少し寄せた。
襟高も5mm低めにして、落ち着きを取り入れる。
不思議だが、こうしたわずかの差が、全体の印象を大きく変える。
実は、鼻のオペも、全く同じだ。
1mmで、変わる。
最後の最後で、ここに軟骨の厚み(0.7mm)が欲しい! となって、新たに採取することもある。
だから、難しい。ミスジャッジが怖い。
ここで、気づかなかったら・・・ということだ。
クオリティーは、細部に宿る。
ささいな違いが、大きな質に反映される。
形成外科医なら、当然、知るべきことだろう。
ということで、Plastic Surgeonには、シャツを仕立ててみるのをお勧めします。
(バーゲンの時期だと、既製品より安いくらい)
無駄なくフィットしたシャツは、気持ちよいよ。
仕事も、はかどる、目も肥える。