KY美容塾 2005「時代はシミュレーション」
手術、とくに美容外科手術は契約です.
効果・効能とリスク そして,それらに見合ったダウンタイムとコスト
このことが双方で共有できていて,内容がきちんと履行されれば,トラブルは発生しません.
informed contract です.
今回は,結果を提示できるシミュレーションについて 斎藤先生(聖路加病院形成外科)の発表をメインに ディスカッションしました.
それにしても,論文から得られる鼻の満足度の低さといったら,ない!
フェイスリフトの不満足度と 鼻の不満足度で比べたら たぶん100倍違うだろう. このところ アタシは輪郭・顎変形症と鼻ばっかりしてるので その体感で言えば 20倍くらい鼻の満足度の方が低い・・・
理由はたぶんね
- 鼻は 1mmの違いでニュアンスが変わる
- 鼻は 顔のバランスでニュアンスが変わる
- 美しいとか 似合うとかいった ビミョーな「好みのテイスト」の幅が広い
じゃどうするかって?
- どういう鼻がよいのかを 患者さんの生活背景から聞いていく(採寸)
- 画像のシミュレーションをして 患者さんとよい形を探る(仮縫い試着)
- 手術でしっかりと結果を出す(本縫い)
あとは フルオーダーか イージー(セミ)オーダーか パターンオーダーか コストによってもアプローチがいろいろとあると思いますが いずれにしても納得できる結果が得られるのが イチバンです.(そうは言っても ホント むつかしいけどね・・・)
大場先生(プリモ麻布十番クリニック)が zoom で プレゼン参加してくれました.ありがとうございました.
日時 5月9日(土)19:00〜
場所 造形医学研究所