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こどもの顔の先天異常

久しぶりに 静岡県立子ども病院に伺う.

子ども病院には,これまで 何回か手術に伺ったことがある.
先代の部長が アタシが東大のレジデントのころから かわいがってくれたご縁である.

今回は 現部長の加持先生が ちょっとヤヤコシイ手術をするんで センセーお願いします ってことで呼んでくれた.

「横に立って見てるだけでいいんなら いくよー」

「ハイ! お願いしますッ! 」

って 例のハイ・テンション・マックスの調子で言われたら 行くしかない.

しかし 正直なところ 還暦過ぎのロートルに いったいどれくらいのお手伝いができるのか・・・いささか不安ではある.それに ***骨切り移動術は 3年ぶりくらいだし・・・

といいながらも 横に立っているだけのつもりが 結局は タップタップタッ・・・(ノミで骨を切ること)になってしまいましたが・・・スタッフのみなさんのサポートも頂いて 順調に終えられました.

よかったです.

こどもの顔の先天異常にかかわるのは 今でも 切ない・・・
この歳になったから 余計なのかも しれない・・・
ただ われわれは 最良の結果を手術的に提供することを生業としてきたからには,そのための努力を惜しんではいけない.それがメスで人を切る外科医の努めであろう.

それにしても オペ後のお茶が とっても美味しかったですわ.

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