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そんなにフォロワー集めてどうすんの?

なにやらワカモノたちが,口角泡を飛ばし,話し込んでいる.

「やっぱ インスタしかないっしょー!」
「だよね〜 映えるの意識したほうがさぁー」
「これなんかさ,300いいね 付いたし」
「マジッ〜 やっばっ!」

どうも集客(集患)についてのようだ.

「へえ〜 今時は いろいろたいへんだなぁ〜.アタシらジジイの世代は ついていけんわ・・」
「たいへんなんですよ,センセー.毎日アップしないといけないですし」
「ええーっつ! 毎日するの?! いや それシンドイでしょ?」
「そうなんですけど,仕方ないっていうか・・」

(毎日アップって やってることは広告作りじゃん・・しかも自画自賛の・・
そんなんで論文読んだりとか,手術のビデオ見たりする時間,取れるのかい..)

「それで,患者さんは 来院してくれるんだ」
「ええ インスタ見たっていって 来てくれる人 多いです・・」
「多いって どれくらい 居るの?」
「いや 正確な数は わかんないですが,まあ 結構いますね・・」

それを聞いてジジイは,ちょいとイジワルく聞いてみた.

「で フォロワー そんなに集めて どうすんの?」
「・・・いや どうするっていうか・・・」
「そもそもフォロワー数って どういう意味の数字なの?」
「う〜〜ん・・・なんていうか・・」

無慈悲なジジイは さらに追い打ちをかける(笑)
「てか ようするに まだヒマだってことかぁ〜?」
「いえ・・・なんてか,はい・・そうですね・・まだ・・・」
「じゃあ 頑張んないとね!」


自分の技術が 世の中の役にたつのであれば
「必要としている人」が 「それを求めたときに届く」
ようにしておいたほうが よいのだろう.

なら,ストック型情報をネットに置いとけばいい.
インサイトニーズを過剰に刺激することは 
少なくとも医療では 避けたいとおもってる.

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