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声の味

女性のjazz vocal は、ちょっと苦手だった。

大御所のElla Fitzgerald とか Sarah Vaughan は、厚く切りすぎちゃったとらやの羊羹みたいで、
美味しいんだけどもうちょっと薄く切ればよかった〜〜 という感じで敬遠気味だった。

Billie Holiday は油麺というか、ジャニスジョプリンにも通じた美味しいんだけど苦しくなるという感じだ。
Hellen Merrillは、焼きすぎた油揚げというか、なぜか青江美奈とも重なっちゃうし、
Anita Odayは、ぬるくなった生クリームというか、Julie Andrews と区別できない。
Carmen McRaeは、ネタの大きすぎる〆鯖鮨というか、艶の方向性がコワイというか。

Natalie Cole、Holly Coleあたりが個人的にはなんとか、という所だったが、それでもごくたまに聞く程度だった。

ところが、Sinne Eeg は、もっかのheavy rotationだ。

バランスが、よいよぉ。
アノトリオとの距離感がちょうどという感じ。
北欧デンマーク出身ということで、英語がするっとしているのがいいのかもしれない。
味は、サイドカー

Waiting for Dawn

Waiting for Dawn

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