税金と寄付
ささやかではあるが、毎年、いくつかの団体に寄付をしている。
先日、寄付先のある団体の事務局の方がいらして、
「長年のご厚意に対し・・・・・で、是非お受け取りください」と言って、
感謝状と盾と記念品を置いていかれた。
ちょっとびっくりしたが、「ど、ど、どうも・・・」と言って受け取った。
頂いたものをしばらく眺めていたが、
いったいなぜ、こういう物に寄付金を使うのだろう、と思い始めたら、ちょっと虚しくなってきた。
・・・申し訳ないのだが、そもそも寄付に対してこういった類のものは不要だし、
残念ながら、盾も記念品も???な感じで飾る場所もないし・・・
公益のために、稼ぎの幾ばくかを支払うのはやぶさかでない。
それは、社会に暮らす者としての務めだからだ。
それが税金という形であることに異議はないが、NPOなどへの寄付という選択が、もっとあってもよいのではないかと思う。
「社会を変える」お金の使い方――投票としての寄付 投資としての寄付
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