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新潟のセミナー

新潟大消化器一般外科の畠山教授、県立がんセンター部長の土屋先生のお取りはからいで、新潟創傷セミナーに伺う。

医局関連の肝胆膵外科では、すでに真皮縫合と皮下ドレーンを導入されており、
SSIの減少を含めドクターの受け入れはとてもよいとのことだった。

実際のビデオも見せて頂いたが、とても正確に縫合されており、傷もとてもきれい。
きっと患者さんの評判も,高いに違いない。

たくさん質問を頂いたが、どれも外に開いたよい質問ばかりだった。
お邪魔した甲斐があり、私も多くの情報を得ることができた。

真皮縫合は、連続がいいのか、あるいは結節にすべきなのかなど、
まだまだ臨床上のエビデンスに乏しい問題も少なくない。
こうした問題を少しずつ解決していきたいと思っているが、
外科手技のエビデンスというものは、実際にはさまざまな要素で変わる。

大きなものとして外科医の技術力があるし、麻酔科医の技量や、病院の規模、
患者さんのタイプ、地域による疾患の特性・・など,
治療を取り巻くさまざまな要因によって、エビデンスが変わる。

またアメリカのスタンダードが、そのまま日本に導入できないといった人種上の問題もあるし、
毎日同じ手術を行う超専門外科医と、手技を習得したての初心者とは、おのずから手技上の違いがあってしかるべきだ。

しかし逆に言えば、こうしたバランスに立った
ベスト・プラクティスというものが存在するということでもある。

医療を取り巻く環境は、さまざまなのだから、
臨床というのは、バランスによって最適化されるべきものだろう。

そして、こうした最適化をめざす根底には,多様性の共有が必要だと思う。
モノカルチャーがまだまだ意識に残る日本の医療界にも、こうした感覚がもっと広まることを願う。

・・・・で、やっぱり、夜は、鮨とへぎ蕎麦と美味しい日本酒でした。
やっぱり、すごいな、新潟。

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