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脊椎脊髄病外科手技学会

学会長の伊藤昌徳先生にお声かけ頂き、日本脊椎脊髄神経手術手技学会にお邪魔する。

昨年に引き続き、Leaders lecture と、その後のハンズオンを担当させて頂いた。

座長をして下さった新潟中央病院院長の山崎昭義先生のところでは、
年間900例を超える脊椎手術をされている。
(整形外科全体では,4000例!)
そうした中、昨年より真皮縫合を始められ、そのすぐれた効果を体感されていると聞いた。

脊椎領域は、体表のなかでも治癒が遅い。
おそらくperforatorの密度や血液の流量、あるいは
皮膚の緊張などが影響しているものと思われる。

そうした環境においては、基本的に縫合は治癒に不利な条件をもたらす。
それをどれだけ減ずることができるかが、この分野の課題だ。

網羅的に体表を扱う形成外科は、その解決の鍵を握っているのではないか。
そうであるならば、その鍵を開ける役割を演じなければならない。

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