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SHARE 3rd を開催する。
SHARE 造形医学研究所
今回は、眼瞼をテーマに据えてみた。
ダイナミックな動きで、美容的にも機能的にも繊細で扱いが難しい部位だ。
上眼瞼は、ヴェリテクリニックの福田慶三先生、下眼瞼は山梨大学の百澤明先生にお願いして
手術のビデオをたっぷりと見せて頂く。
美しいオペを見るのは、ほんとに楽しい。
動作のすべてに意味があり、それが多くの経験と厳しい自己研鑽から導き出されたものだからだ。
そしてその先には、患者さんに喜んでもらいたいという揺るがない目標がかならずある。
これらの連動は、とても美しい。
だからアートなんだ。
手術というものは、いつまでも完成しないのだろうけど、
そういう気持ちがあれば、いつまでも成長してゆくんだろう。
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元P&Gのジム・ステンゲルのインタビューより
15年前のパンパースは死んだも同然だった。紙オムツのパイオニアだったにも関わらず、後発企業に市場を奪われウォール街からはP&Gのお荷物扱いまでされるようになった。なぜなら、当時のパンパースはひたすら、吸水性がよくすぐ乾くという利点だけを追い求めていたからだ。品質や機能に重きを置きすぎるというのは、今の日本企業にも共通する問題だろう。いいものは作る。だが他社製品と大して変わらない。
パンパースに足りなかったのは、いかに人々をハッピーにして喜ばせるか、驚かせるか、人生を素晴らしいものにするか、という高次の理念だった。母親たちがいつも心配しているのは、オムツが他社製品より速く乾くかどうかではなく、赤ちゃんが幸せか、ちゃんと育っているか、食べているか、ということだ。
だったらオムツのことは脇へ置き、赤ちゃんを育てる母親の友達になることをブランド理念にしようと考えた。すると、赤ちゃんの発達段階に合わせたオムツを開発したり、ウェブサイトで子育てについての質問に答えるサービスを立ち上げるなどの発想が生まれてきた。これまで乾きやすいオムツを作って売るだけの仕事に物足りなさを感じていた社員も一丸となって母親たちのことを考え始めた。次第に母親たちにも支持してもらえるようになり、売上は3倍になり、利益も増えた。
日本企業は昔のパンパースと同じ間違いを犯している | ビジネス | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト