BENKYO
連休のはざまには、あまり大きなオペは入れないようにしている。
外来も、なんとなく空いている。
そんなわけで、少し時間がある。
読みかけの論文や本を読んだり、まとめかけの依頼原稿(締め切りトウニスギテル!)を書いたりしている。
こんな時間の流れが好きだ。
東大の医学部図書館で調べ物をしたり、隣にあった喫茶(たしかポプラだったかなぁ)のテラスでお茶を飲んでいた頃がなつかしい。
大学は、いつからか「ただ忙しい」状況になった。
以前は、攻める忙しさだったのが、今は守る忙しさという感じだ。
好みは分かれるだろうが、集中力が高まり創造力がみなぎるような忙しさは、心地よい。
間違いのないように、物事をこなす類の忙しさは、苦手である。
アカデミズムとか、リベラルアーツとかは、
いろんな色をもった、情熱的なヒマから生み出されるものだろう。
そんなわけで、少し、お暇を頂戴することにしました。