形成外科中部地方会
形成外科中部地方会の集まりに、信州大学の松尾先生、杠先生がお声をかけて下さり、松本に伺う。
松本は何度か訪れている。
いずれも温泉付きの楽しい旅で、もちろん温泉もいいのだが、落ち着いた松本の街の雰囲気も好きだ。
松本城の周辺を散策すると、歩みがゆったりとしてくる。
信州は、酒やそば、わさびといった旨いモノが多い。
野菜も、味がしっかりしていて、とてもおいしい。
晩酌好きには、垂涎の土地だ。
会では、私のキャリアパスについてお話させていただいた。
それが如何ほどのお役に立つのかはいささか不安だったが、講演後の食事の席で、いくつかありがたい言葉を頂いたので、ほっとした。
この歳になって振り返ってみると、自分がなにか具体的な人生設計に基づいて仕事をしてきたのではないことがよくわかる。
行き当たりばったりというと語弊があるが、患者さんを目の前にして、それまで以上のよい結果を提供しようと、地道にやってきただけのことだ。これは同時に、私個人の楽しみでもあった。
そうしたら、ときどき、点と点がつながる感じになって、手術の質が上がったり、仕事の幅が広がったりした。
その繰り返しだったと思う。
夜は、とても美味しい馬肉をごちそうになった。
松尾先生は2次会までお付き合い下さって、楽しい松本の夜でした。
実はそのあと、私が「シメに蕎麦が食べたいナ・・・」とわがままを言ったら、若い先生が店を探してくれて、結局3時くらいまで呑んでしまいました。
のんだくれにお付き合い下さった杠先生はじめ、医局の先生方、すいません・・・でも
ありがとうございました。とっても美味しかったです。