手術前には、Photoshopを使ったシミュレーションを行っている。
単なる写真のお遊びでしょ、と言う人がいるけど、執刀医が行うのは、お遊びではない。
見立てたアプローチで、そこまでできるかどうか、自分自身の技量で、それが可能かどうか。
それらをすべて推し量った上で、示している。
こうなったらいいんだけど、難しいんですよ、とか、この結果はお約束できません、というのなら、最初からしないほうがいい。限られた診療時間の中で、目的をはっきりさせて、それに向かう解決方法を患者さんと共に見つけたいと思っている。
だからこそ、外科医自身がシミュレーションをするべきだと、思うのです。