ビブラム・ファイブフィンガーズ
わたしの手術室は、ほんとに使いやすい。
自分で仕立てたのだから、あたりまえなんだけど、ちょっと自慢したくなる。
いくつか、あるんだけど、まずは、ちょっとした作業の多くが、フットスイッチでできること。
バイポーラーは当然のことながら、ベッドの上下、ヘッドの上下、サクションのオンオフまで、組み込んであるし、ストライカーのモーター・フットスイッチには、ハンドピースの切り替え、イリゲーションのオンオフがプリセットされてる。
で、駆動ペダルをいれると、しめて 9個!!
プログレ系ギタリストのようだ。
もうすっかり慣れてるので、操作は問題ないんだけど、サンダルだとミスタッチが増える。
なので、オペが始まると、いつのまにか脱いじゃってることが多いんだけど、医療安全上とか、飛んでったサンダルを探す手間とかがあって、なにかいいものはないかな、と思っていた。
見つけましたわ・・・
ビブラムソールの5フィンガー
これ、最初に見た時は、なんだか地下足袋みたいで、ちょっとなぁーと思った。
でも、靴屋で履いてみたら、なんだか、足元がうきうきしてきちゃって、買ってしまった。
骨のオペは、基本、立ってしてるんだけど、オペ中はけっこう、体を傾けてるみたいで、踏ん張ってることが多い。
これを履いてると、なんだか大地を(オペ室の床を)つかんでる感じで、すごく気持ちいいよ。
ソールは、もちろん、世界のビブラム!
ちなみに、靴下は、麻酔の先生から教えてもらった、絹の5本指ソックス。
さらっとしてて、素足に近いかんじでいられる。いいわ〜