子ども外来ウェポン
子どもの外来は、テクニックが要る。
それは、大学では教えてくれない。
もちろん、医局でセンパイに聞いても無駄だ。
入ってくるなり、泣きわめく子どもを、なだめすかす。
そうでないと、診療が始まらない。
猫なで声をだす。
ただ、ニコニコする。
お母さんと、仲良く話す。
ときに知らん顔して、ひとり、遊びに興ず。
これまで、数々の武器(Toy)を試してきたが、最強と言えるものはこれを置いて他にない。
「かえるくん」だ!
あったか組み木|木のおもちゃ杢・MOKU
使い方
1.どの子が好きかなぁ〜〜〜ぴんくくん? きいろくん?
2.あ、みんな、逆立ちしちゃったぞうぉ==
3.あれれ、どんどんかたぐるま、しちゃうよぉ〜〜
4.うわぁあ、あぶないっつ、くずれるぞーー・・・・どっかーーーん
など
診察用
1.ねえ、このこ、なにいろくんかなぁ?(簡便な構音検査)
2.あおいろくんの上に、このこ、のっけてみようか?(簡便な発達検査)
3.はい、じゃあ、みどりくんを、おててでもってみようか。(簡便な手指可動域検査)
こんなに使い勝手のよい、万能診療検査機器は、ほんと、ない。
医療機器申請できるくらいだ。
おまけ。
診療の合間のドクターの息抜きにも
かえるくんを、ぜひ、どうぞ。
まずは、かんたんなところから
慣れてきたら
両手をうまくつかって
ひとりでやってると、ナースがひくよ・・
息を止めるバランス
ほっとするよりも、緊張が高まる・・・か