オープンソース
神戸大の大守先生が、毎度の弾丸ツアーで手術見学にいらした。
「せんせは、どこでこの手術をおぼえはったんですか?」
「うーーーん、どこだったか・・ ・ おっ、そうだ、台湾とスウェーデンだ。」
「日本では、どこか、いかはりました?」
「・・・いいや、ない・・あとは、じぶんで・・」
レアな手技は、勉強する機会がほとんどないし、教科書も少ないが仕方ない。
「Posnickのさ、あの本がわかりやすいよ」
「ええ、でも英語の本では、ちょっとしたニュアンスがわかりにくいんですゎ」
その通りだと思う。
しかし、そもそも手術手技にかかる情報は、基本的にフリーなのだから、
定価を付けた本という形ではなく、必要とする人に届くようにならないものか。
少し考えてみることにする。