すてぃーぶせんせい
スティーブ・ジョブズ 先生には、長くお世話になっている。
1993年から使い始めた アップル。 はじめはマッキントッシュQuadra 800だった。
OS7(漢字トーク7)以降、幾多の苦難を乗り越え、ようやく安定するようになった OSX10.2。
そうした中、私が学会で10分以上の発表をするようになった2003年に発売された Keynote は、まさに革命的なアプリだった。
それまではAldus Persuasion, MS Power point を使ってきたが、Keynoteは頭の中をモニターに映し込んでくれるかのような、Brain Storm な製品だった。
きわめて自然体なインターフェース。
ロジックの隙間を気づかせてくれるレイアウト。
それだけでなくデザインの持つパワーを思い知らせてくれた、アプリだった。
今では、これ無くしてプレゼンの組み立てはできない。
ただ、困ったことに学会ではPPTでのデータ持込の指定がほとんどだ。
(すみません、パワポ持ってないので、といつも知らん顔でPCを持込でいるので、実際は困ってないんだけどね)
一度は、自分が設立した会社から追放され、カムバックのあとさまざまな困難を乗り越え、新しい時代を創造してきたスティーブ先生には、教わることが多い。
無意味だと言って大学を中退したにも関わらず、スタンフォードの卒業式に招待され基調講演を行った。
その中の締めくくりの言葉。
Stay hungry, Stay foolish.