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外見 その1

これでも私は、大学の教官だ。
普段はヘラヘラしてて、マックの学割購入の時にしか教官を意識しないのだが、授業のときは違う。
ちゃんとしている。(つもりだ)

で、このところ普通の講義にも飽きてきたので、前回からちょっと趣向を変えてみた。

形成外科は、外見の問題を扱うほぼ唯一の診療科だ。
だから、ヒトの外見の持つ意味を考えようということで、次のような質問をして、アンケートを取った。
そして、その結果を学生たちと討論してみた。

「あなたが患者として、初対面となる医師の前に座りました。これはアリですか、ナシですか。あくまであなた自身が治療を受ける立場の患者として、答えてください。」

      1. 普通のワイシャツ姿(ノーネクタイで白衣着用せず)の医師
      2. ひげを生やした男性医師
      3. ピアス(耳)をした女性医師
      4. ピアス(耳)をした男性医師
      5. 見えないところにタトゥーを彫っている医師

アンケートの結果はというと、

ワイシャツ・ノーネクタイの医師:アリ 99%

そうか、白衣はやっぱり要らないんだ。
このあたりは現代の医療ドラマの普及のおかげだろうか。
僕らのころは、赤ひげか、ベン・ケーシー、財前五郎くらいがアイコンだったので、少しユルくなったなあという感じだ。

ひげを生やした男性医師:アリ 76%

あっ、赤髭はヒゲだ。昔からアリだ。でも、だめな人も。
不潔そう、とのことで、やはり好き嫌いが分かれるようだ。

つづく・・・・

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