好きでやることの不思議な力

先日,開業を準備している後輩から
「ホームページ作る予定なんですけど,先生とこの すごくいいですね! よかったら業者さん紹介して頂けませんか?」
と聞かれた.
「えっと・・ まあ・・いいけど・・ 安くはないと思うよ・・」
「いくらくらいっすか? 50万くらいかかったんじゃ ないすか?」
「いや そんなでは ないけど・・・」
「それくらいなら 大丈夫です! 相場だと思ってますんで」
「う〜〜ん,まあ一応 頼んでみるけど・・やってくれるかどうかわかんないなぁ〜」
「えっ なんでですか?」
「・・あれ アタシが作ってるからさ・・・」
「ええーーーっ・・・・」
まあ 頼まれたら 作れなくはないけど,ちょっと シンドイ・・
自分のためだったから ガンバレた というのがある.
自分で作ってる手術器具も,自分のためなので,どんな時間も労力も惜しまず,楽しくできる.
でも,ある器械を10個作って欲しいと頼まれたら,うわ〜〜 ちょっとめんどくさいなぁ〜 みたいな気持ちになると思う.
もちろん,お代を頂いたとしてもだ.
モノやサービスに対する対価というのとは,また違う価値がある というのはわかってはいても,意識することが少ないかもしれない.でも すべてにおいて 人が行うことには そうした側面があるのは まちがいない.
外科医という仕事にも,そういうのが けっこうあるのかなぁ〜〜 って思うこのごろです.