脊椎・脊髄神経手術手技学会
第17回日本脊椎・脊髄神経手術手技学会のランチョンで、一昨日に続いてまた横浜へ。
整形外科は、やはり「男の外科」って感じがする。(女の外科はと聞かれれば○○科と答えるが、立場上公言するわけにはいかない)
まずもって器械が、でかい、重い、ややこしい。そして、作業(オペ)にはプラモデル作りの様なかなり細かい手順がきちんとある。このあたりが、何とも「男」の匂いを感じさせるのだ。
ただ、脊椎はやや雰囲気が違う。instrumentationもあるのだが、何せおそろしい脊椎神経を扱う顕微鏡の世界も内包する。
重機を扱う土建と電気配線工を一緒に請け負ってる感じか。(たとえが悪くて申し訳ありませんが、落差のイメージはこんな感じなのです。すごいと言うことです。)
肝心の創閉鎖のレクチャーは、じつに熱かった。
弁当は早々になくなってしまい、それでも立ち見。そのあとの20名限定のハンズオンでも、あぶれて後に立つドクターの方が多く、質問も活発。
よい集まりでした。春に股関節学会で喋った時と、ずいぶん異なる印象でした。
脊椎外科は関節外科とカラーが違うのか。
マイナー、ロングテールに行くほど、違いが鮮明になるのか。
いいや、たぶん、多くの重なりの一部に違いがあるので、目立つだけなのだろうと思う。
このあたりは、また次で。