レオレオニ
子どもたちの間で人気のレオレオニの絵本。
私も好きな作家だが、なかでもフレデリック が忘れられない。
- 作者: レオ・レオニ,谷川俊太郎
- 出版社/メーカー: 好学社
- 発売日: 1969/04/01
- メディア: 大型本
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夏の間、ずっと歌ってばかりいて、仕事をしないフレデリック。
やがて寒い冬が来て、巣穴の中の食べ物もだんだんと減ってゆく。
外にも出られず、次第に気持ちが沈んでゆく仲間をみて、フレデリックが歌い、語りはじめる。
その言葉は、あの暖かい夏の空気や、明るい太陽の光、青々と茂った木々の色などを、みんなの心の中に蘇らせる。
それは、まさに心のごちそうであった。
人は、ご飯だけでは生きられない。
脳が喜ばないと、生きてゆけない。
そして、ことばは、どんな世界も脳に描くことができる。
おすすめです。