みかけってなに

なんだか、今度のホンダの○○、カッコ悪くない？
うーーん、まあ、ボクはそんなに悪くないと思うけど・・。
でも、前の丸いライトの顔が好きだったのに、今度のはなんか不細工じゃん！

たぶん、乗用車としてのもろもろの性能は上がっているのだろう。
コストも頑張ったし、デザインだって、プロのカーデザイナーが何パターンも作って、会議もたくさんやって、マーケティングもやったはずだ。

でも、「なんか顔が不細工」で、沈・・・。

人の顔も同じようなことが多い。
犬や動物だって、そうだ。
見かけで、決められてしまう。

一方で、見た目と中身のコントラストも、ことさら強調されやすい。

強面だけど、根はやさしい。
気が強そうだけど、情にもろい。
虫も殺さぬ顔して、恐ろしいことを考えている。

顔で中身をいろいろと推察されることは、仕方ないと思う。
なぜなら、顔は気持ちを表現する最も重要な部分であるし、人は、ヒトという生物でもあるからだ。

ただ、動物とは違うことがある。
見た目から評価がスタートして、それが変化してゆく。
そして、人の多面体のような複雑さを味わったり、楽しんだりすることができる。

でも、そうでない人がいるから、僕らに仕事が回ってくる。
複雑な気分。