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オペ室忘年会

3年ぶりにオペ室忘年会が催された。

中止になった原因は、「参加者が多く、調整がたいへんだから」
そ、そんな・・・・
外科医たちは、唖然とした。

しかしその後、ことは粛々と進み、麻酔科と手術部だけのこぢんまりとした会に縮小されたのだ。

外科系の医師は、みな一様にがっくりした。
外科医は、ふだんから独特のストレスを受け止めながら、喜びや哀しみの中で仕事をしている。
そしてこのノリは、オペ室という現場で働く同士でしか分からない。

それを分かち合う、一年に一度の機会を失ったのだ。

急遽決まった、再開であったが、みな喜んでいた。
私も、その一人だ。

よかった。
プロの仕事人たちと、こうした場で語り合えるのは、至上の喜びだ。

妙に、はしゃいでしまった、よい夜でした。

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