いいかげんなのに 変にきびしい
唇裂の術式改良が、目下の関心事。
この1年で、多くのことがわかった。
- 形態異常の三次元的意味とその解除
- 適切な機能再建
- 軟部組織の幾何学
これまでは、曖昧さのいくつかを見ないようにしていながら、厳格にデザインし、
そして、7割の成功が手に入るという不思議な術式が多かった。
だから、何となくだが、腑に落とされていた。
信じ込まされていた。
でも、もう違う。
かなり、見えてきた。
来年には、結果の安定率を、95%に引き上げられるだろう。
唇裂の手術方法に、トドメを刺すことができるかもしれない。