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自分から大学を取ったら、何が残るか

「自分から会社を取ったら何が残るか」という特集がビジネス雑誌で時々組まれる。
要は、会社に依存しすぎないようにしましょう、個人のスキルを高めておきましょう、という内容のことが多い。それだけ、大企業に依存する傾向が高いということなのだろう。

医師にも同じ事が言える。
特に大学の医局に所属している場合は、似た状況になりやすい。
医局の存在は、地域での既得権益とリンクしていることも多いので、ますます依存するという悪循環に陥る。

また大学病院に勤務する医師の場合、組織への帰属意識が独特であることも、こうした状況の背景にある。

大学勤務医は、ブランドとしての病院に負う部分と、患者と直接サービスを行っているという個人事業主のような部分が、相乗りしている。また企業のように、直接雇用している事業主のような強い存在がいないため、いろんな点でわがままになりやすい。

こうしたことから、自己評価が不当に高い医師が少なく無い。
大きい病院に勤務しているほど、その傾向が強くなる。
研究という、ある面では市場価値のない業績を、過大評価しているという側面もある。

そして、こうした組織の長である大学病院の教授に、このような問題を抱えている人が多いように感じる。

教授が、象牙の塔に籠もる時代は、ずいぶん前に過ぎ去ったはずだ。
「自分から大学を取ったら、何が残るか」

何も残らないようなら、大学にいる意味がない。
大学でしか使えない技能は、大学院生の仕事で間に合っている。
よほどの管理能力でなければ、事務やさんにもかなわない。

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