国民の健康と美容医療
先日、セミナーで一緒になったコロンビアのドクターから聞いた話だ。
南米の一部の国では、美容医療が、保険でカバーされるという。
フェイスリフトとか、脂肪吸引 などだ。
最初は、おどろいた。
美容だよ〜 キリがないじゃん、税金大丈夫?? という感じだ。
でも、少し考えてたら、それもアリだな、と思った。
政府の保健医療は、国家の健全な運営のための、国民へのサービスのひとつだ。
美容医療が、国民の身体的健康(おそらく精神的活動も含む)の維持に必要であると考えるのであれば、保険でカバーされても不思議ではない。
女性の健康が高齢まで維持されれば、就業率が上がりGDPも上がる、のかもしれないし、精神疾患や慢性疾患が減り、総医療費も減少する、といったシナリオがあるのかもしれない。
いずれにしても、何らかの因果を評価したことにより政策決定されたのだろう。
すごい発想力だなぁ、ラテン!