1. HOME
  2. ブログ
  3. 老眼鏡、戻る

老眼鏡、戻る

気がつくと、いつもの老眼鏡が見当たらない。
どこかに置き忘れてきたようだ。

老眼鏡には、かれこれ10年ほどお世話になっていて
手元には4つほどあるので、さほど困るわけではない。
ただ、一番長くお世話になっているものだったので、なんだか落ち着かない。

これが一番しっくりとアタマに収まる(外した時の置き場)、ということも大きい。
新しいのは、ずれやすいし、ちょっと痛かったりもする。

記憶をたどってみると、大学からの帰りに、
電車の窓枠に置き忘れたような気がする。

早速、JRの忘れ物センターに問い合わせてみると、
似たものがあるらしい。

ただ、係の人は黄色だという。

きいろっ! 

そんな派手な眼鏡は掛けた記憶がない。
自分では茶色だと思っていたが、そういえば、
からし色が少し交ざっていたような気もする。

とりあえず取りに行く手続きをしたが、保管場所が
宇都宮の警察署ということで、なかなか行けずにいた。
(終着駅の管轄のようだ)

2ヶ月過ぎた頃に、時間が取れた。
引き取りに行くタクシーの中で、なんだか、そわそわする。
めがねごときに・・だ。

おおー、これだ。
久しぶりに手にしたマイ眼鏡。

うん、うん、やっぱりアタマにもビタッとはまるぜ。

でも、この2ヶ月お世話になった、最近の軽い眼鏡に慣れてしまったのだろう。
今は、食卓の上に置いてあって、ちょこっとした場面で使う役どころに収まっている。

関連記事