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長時間労働

このところ、働き方についての話題が多いが、長時間労働といえば、私の場合もひどかった。

研修医時代、都立墨東病院の救命センターに1年勤務したが、半年以上は病院に居た(住んだ)。連続30時間ほど手術室にいたことがある。(次から次に手術患者が運ばれて、出る暇がない。。)

最初は、辛くて泣きも入った。
辞めようと何度も思った。
ただ、なぜか、翌日になると、すこしだけ自分が変わったのが解る。
乗り越えられた自分を知る。ちょっと自信がついて、成長した気になる。
それが、やっぱり嬉しいのか、もうちょっと居ようと思う。

そうこうして半年もすると、なんだか居場所もできて、余裕もでる。
すこし楽しくなる。

そうして1年を終えた。
もっとも、最終日は、もう疲れた! もう行かん、休むで! と勝手に決めこんでウチで寝てたら、上司から、なにしとんじゃ・・って電話がかかってきて、しぶしぶ出掛けたのを憶えている。
今考えてもふてぶてしい研修医だ。

ただ、ここでのさまざまな経験を通じて、外科医として長くやっていける体力と知識とこころが養われたと思う。

もちろん、長時間労働を勧めているのではない。
ただ、営利企業の長時間労働とは、本質がちがう。
多くは、救命措置を必要とする患者さんに対応するのであって、儲けとかクライアント対応ということとは異なる。会社のため、ではなく、そこに居る患者さんのため、なのである。

世の中には、そうした仕事があるということであって、医師しかできないのであれば、するしかないだろうと思う。
少なくとも、期限付きであれば、そんな時間があってもよいのではないか。

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