記号としての顔 その1
年末年始は、本屋でどさっと買ってきたサブカル系の本を読みふけっていた。
12月に一気に発売となった、画力対決シリーズ、3&4!
この絶妙ないじり加減は、ただのヒールにとどまらない。
新手の対談・鼎談の名手と言って良い。
このなかで首寝違え漫画家が、実はすばらしいデッサン力の持ち主であることが判明。
わざと、シャチハタ印のような表情を使いまわしていたことに驚いた。
マンガにおける顔の表情や擬態語は、ただの記号であって
ストーリーやコンテクストを含めた紙面全体の表現が、その本質であることがわかった。
すごいな、まんが。
他に似た表現手段は思いつかない。
世界に誇る日本の文化だ。
でもここで顔の表情は、ほんとに記号なのかという疑問が・・・
- 作者: 西原理恵子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2011/11/30
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 15回
- この商品を含むブログ (19件) を見る
- 作者: 西原理恵子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2011/12/20
- メディア: コミック
- クリック: 15回
- この商品を含むブログ (21件) を見る