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大好きな道具6

ドリル・アンド・ソー (つづき)

1999~
ジンマー社 Microchoice

TPSが重いなぁと思っていた頃に出会った。
最初の印象は、軽い、細い、きれい!(お見合い?)

取り回しも良いし、安定性も十分。
レシプロがちょっと熱くなることもあったが、納得できるレベルだった。

途中で、E9000というシリーズが追加されて、これがまた秀逸だった。
なんと、ハンドピースが水冷! 
だから、いくら回してもぜんぜん熱くならないんです。
バーの規格も新しくなって、軸の太さがそれまでの倍近くある。
だから、7万回転でハイトルクだったが、ブレ感がほとんどない。
安心して削れる。

(鼻歌が出そうなくらい気持ちいい)
−>
(だから、手術がとても順調にすすむ)
−>
(トラブルも減って安全になる)
−>
(で、外科医のストレスが減って手術に集中できる)
−>
(よい結果になる)
−>
(みんなハッピー!)

また、ヘビーグリッドという、スチールカッティングバーと、ダイアモンドバーの中間くらいのモノがあって、
これがまた、ほんとに具合いい。
高速切削と安全性を両立させたものだ。

このおかげで私自身、ずいぶんと手術のアプローチが変わった。

欠点は、ドリルの軸長に合わせて、バーが必要なことと、イリゲーション・チップがやや不安定なことかな。

でも、これは今でも使っている。

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