2019口蓋裂学会 新潟
口蓋裂学会に参加する
2年ぶりだ
赤ちゃんの手術をしなくなって もう 4年になる
にもかかわらず 口唇口蓋裂との関わりが なくならない
どうしてかって?
それは Cleft Lip Deformity (CLD) のため
構音 咀嚼といった機能的問題は ここ十数年の医療の発展に伴い 大きく改善した
聞き取れないほどの ひどい構音障害や 咬合の破壊といった合併症は ほんとうに減ったよ これは 多分野からの包括的なアプローチの 賜物だと思う
ただ 残念ながら おもに形成外科が担当する 整容 という問題については 未だ解決したとは言い難い
もちろん 仕上がりの平均点は 上げられている
ただ そうはいっても 「ホントに よかったねぇ〜〜」と 心底から言える状況にあるわけではない (だって キズ跡は 消せないし ちょっとした変形は残るし)
ただ外科医には 最初にくらべたら ずいぶんよくなったよね
だから いいじゃないかな といった気持ちもある
でも やっぱり どうしても・・・
少しでも という思いが 患者さんにはあって
美容外科を受診されるのだと 思う
美容外科診療を行っていると ほんの少しの左右差や わずかな変形に対しても 外科医自身がこだわるようになるし さまざまな要求にも 柔軟に対応できる
もちろん 保険診療でできないことも できるしね
だから なんとか 患者さんにの思いに答えたい
口唇口蓋裂への 美容外科からのアプローチは とっても大事だと 思う
こうしたマインドを もう少し 伝えていこうと思ってます
PS
かきのもと ひさしぶりに おいしいわ〜
佐渡の金鶴と 相性良し