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PRS Picks 2203

PRS journal 今月のPicks

さて今月も さっそく いってみましょう!

まずは Jaw line の診断・治療のアルゴリズムについて

大御所 Rohrich先生みずからが Novel Algorithm と!

う〜〜〜ん たしかに おっしゃることはその通りなんですが,あらためて アルゴリズムにするほどのこともないかな・・と しかもNovel とまでは・・

簡単には こんな感じで 初心者には 多少価値があるのかも(スミマセン・・)

続いては,今月の表紙にもなった前頭部解剖の論文.

前額マニア Cotofana のところから.

いや ほんと マニアック・・・
で これが臨床的にどう使えるか,ちょっとまだ整理中なんだけど,frontal muscle が双極性に動くことが示されて,その根拠の一つとしてここでの知見を上げている.

要点は この2つになると思います.

Superficial to the frontalis muscle, a thin fascial sheet was observed covering the superficial surface of the muscle and connecting the muscle tightly to the dermal underside. This fascial sheet emerged from the separation of the galea aponeurotica and was continuous until reaching the eyebrow region.

Cranial to the retro-orbicularis fat, this newly identified layer of fat was found to be located between the frontalis muscle (superficially) and the subfrontalis fascia. Because of its location, the term retrofrontalis fat compartments is suggested. The retrofrontalis fat compartments were found to continue medially and in 58.8 percent to reach the midline.

Filler injectionの合併症とも絡めているけど,brow lift との関連でも解析してほしい.

つづいては,プレゼンのスキルについて
Tips from Steve Jobs!
未だにというか やっぱり というか プレゼント言えば ジョブズなんか!
いや たしかにスゴいんだけど

さてさて内容はというと・・・

なんだか 本のさわりだけで あんまりJobs 登場しないんだわ・・

それはさておき 内容は 結構よかったです.
これは読んでもらった方がいいと思いますが,ざっとポイントを示すと

  • シンプルでわかりやすい単語を選択する
  • 数字で関連性を示す
  • 聴衆の集中は10分で途切れる
  • 小道具を使ったデモは有効
  • よく編集された動画は効果的

ただ,こうしたテクニックの前に ストーリーがもっとも大事で,すぐれた物語は知識量がさまざまなレベルの聴衆にも 効果的に内容を伝えることができるということ.

たしかに!
よい絵本と同じだわ!

でも サンプルスライドに,マイクロソフトのSmartArt が使われてるのは なぜ?(笑)


そんなわけで 今月のPRSでございました.
で なんか このところのPRS ちょっと雰囲気が違わねっか・・・と思ってたら 松井先生からエディタが変わったって話を聞いた.

え〜 そうなんだ ってチェックしたら 確かにこの1月から Ann ArborのKevin C. Chung に変わってる.形成外科では有名なUniversity of Michiganのチーフで 専門はハンド.

どこへ行く ASPS! 期待と不安(笑) 

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