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PRS Picks 2105

PRS journal 今月のPicks

まずは 大御所 イタリアの Enrico Robotti と ニューポートの Rollin Daniel らの力作.

鼻の手術患者,700人に対し,術前にコーンビームCT撮影を行ったんだけど,とっても役に立つぜ! っていうもの.

いや,たしかに,そのとおりですわ.はげしく同意!
実際,ウチにもCBCTがあるので,ほとんどすべての症例で撮影しているけど,ほんと役に立つ.

もちろん,斜鼻とか修正とかは,鼻の中の情報が欲しいので,CTスキャンは必須なんだけど,最近だと preservationで Let down とか,SPARE roof tech やるときに,bone cap の長さの計測にもよく使ってる.

ほかにも 形態をみるのにいい っていうのもある.

つづいても,大御所 Rohrich, Stuzin らによる論説.

長く現役で外科医をしたいのなら,「頸椎」に気を配ろうねっていうもの.

お二方とも もう70前後だからか どーかわからないけど,外科医が頸椎を痛める っていうのは,昔からの問題で,一部では労災っていう話もある(アメリカでね・・訴訟社会だからか? しらんけど・・).

中では,いろんなサジェスチョンを引用してるけど,よくある一般的なことばかり.でも仲間に悪い姿勢を正してもらう っていうのは斬新でした.ジブンもよくワカモノに言ってるし.

でも,ほんとこれ,姿勢のこと大事です.若いから無理が利くっていってると,早晩,けっこう辛いことになりかねないよ. 経験者は語るよ・・・ 

ちなみに アタシが導入してる 鼻に顕微鏡っていうのは,なかったので,もしかしたらレターしたら受けるかも?

で,最後は,多施設共同研究.
フィラーで顔のリフトって,それどんだけ効くの? ってやつ.

結果は・・・ ジブンで読んでみてね.
アタシ的には,「効かないことはないってことだけど,う〜〜〜ん まあ ねぇ〜 ウチの患者さんならゼッタイ満足してくれないよなーー」と読みました.

来月はどんなおもろい論文があるんでしょ! おたのしみに

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